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  • 執筆者の写真圭介 佐藤

過去最大の補正予算案が提出されました

更新日:2020年6月25日


23日、新型コロナウイルス感染症対策に係る医療提供体制の維持や県内経済の再開と回復に向けた支援など、早急に対応する必要がある事業について補正予算案が議会に提出されました。


感染対策などに1,514億円が計上され、イベントの中止などに伴い21億円を減額し、一般会計の総額は、過去最大の規模となる1,492億円あまりです。

○ 補正予算の主な内容

新型コロナウイルス感染症対策 1,514 億 2,504 万円


(1)医療提供体制の維持と感染拡大防止対策…693 億 1,852 万円

新型コロナウイルス感染症に対応する医療提供体制を維持するため、医療機関が行う病床の確保や感染拡大防止対策等に対する補助を行うとともに、市町村が実施する医療提供体制の整備等に対して補助します。


(2)福祉サービスの提供体制の維持…95 億 9,298 万円

福祉サービスの提供体制を維持するため、福祉施設におけるマスク等の購入に対する補助のほか、介護サービスの継続や介護支援専門員の法定研修における感染拡大防止対策に要する経費の補助等を行います。



(3)医療・福祉の担い手支援…443 億 4,102 万円

感染リスクと厳しい環境の下で業務に従事している医療従事者や介護・障害福祉施設の職員に対し、慰労金を支給します。(1人当たり最大20万円)


(4)県内経済の再開と回復に向けた支援…46 億 16 万円

県内経済の再開と回復のため、新型コロナウイルス感染症対応資金に係る利子補給や、感染拡大防止対策等を行う中小企業者等に対する補助のほか、県内で製造される製品や農林水産物の需要喚起を図ります。


また、観光などの経済回復に向けて、「地元かながわ再発見」推進事業費として約10億円が計上され、県民限定で、県内旅行の費用の支援等を行うとともに、文化芸術活動の再開支援として、感染防止対策等に対する経費を補助するため、約3億円計上されています。

これらの観光・文化に関する経費については、所属する国際文化観光・スポーツ常任委員会で調査をしてまいります。


※「観光かながわNOW」HPより引用


(5)雇用対策…2 億 6,690 万円

新型コロナウイルス感染症の影響による失業者等の就業を促進するための相談会等や就職氷河期世代向け面接会を実施するとともに、障がい者の就労の場を拡大するための特例子会社等の設立に対して補助します。


(6)生活支援…155 億 4,662 万円

生活困窮者の増加に対応するため、生活福祉資金の特例貸付を行う県社会福祉協議会に貸付原資等を補助するとともに、ひとり親世帯への給付金支給を行います。


(7)学びの保障等…47 億 3,933 万円

市町村立小・中学校(政令市を除く)の最終学年(小6・中3)の学びを保障するため、 ティーム・ティーチングなどの実施に係る教員を追加配置するとともに、学習の不足等を支援するための学習指導員やスクール・サポート・スタッフを追加配置するほか、各学校における感染拡大防止対策等を実施します。



(8)かながわ新型コロナウイルス感染症医療・福祉応援基金の設置と活用 (基金への積立:20 億円、活用事業:10 億 1,949 万円)

基金に積立をしたうえで、新型コロナウイルス感染症対策の最前線で、様々な困難を抱えながら医療、福祉、介護の業務に従事する方々を応援するための事業を実施します。


詳細はこちらをご覧ください。

これらの補正予算案は来月10日まで開かれる県議会の中で審議していきます。


明日25日は国際文化観光・スポーツ常任委員会が開催されます。

常任委員会の模様はインターネットでご覧いただけます。

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