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  • 圭介 佐藤

飼い主のいない猫の対策

最終更新: 10月22日



最近、野良猫への餌やりや、糞尿被害などに関する相談をお寄せいただいています。


山間部である愛川町・清川村では、地域ネコにヤマビルがついていることがあり、市街地に広めてしまう媒体になってしまいます。


今回は、猫に関する県の制度や、「神奈川県動物愛護センター」についてお知らせします。


1.よくあるお問い合わせ


Q.野良猫を捕獲・駆除してほしい


A.動物保護センター・保健福祉事務所等では、野良猫の捕獲や駆除は行っていません。

野良猫は、柔らかい土や砂地がある、隠れる場所があるなど、猫にとって居心地がいい場所に住み着くようです。

野良猫が来ないようにするためには、「においで防ぐ方法」として、米のとぎ汁やお酢などのにおいがするものをスポンジに含ませて置いておくことや、「もので防ぐ方法」として、ネコは出入りやトイレに同じ場所を使うので、出入り口にものを置くなどの対策が考えられます。

Q.野良猫にエサをあげている人がいる


A.野良猫に無責任にエサを与えると、他人の家にフンや尿をしたり、子猫が生まれてさらに迷惑をかける可能性があります。厚木保健福祉事務所では、エサを与えている人に対し、置きエサをしない、トイレを設置する等、適切な方法で行うよう助言をしています。ご相談ください。

厚木保健福祉事務所

環境衛生課 046-224-1111

猫の習性や飼い主のいない猫に対する対策をまとめたガイドラインがあります。

飼い主のいない猫でお困りの方はこちらを参考にしてください。




2.飼い主のいない猫の避妊・去勢手術



県では、飼い主のいない猫の避妊手術、去勢手術の支援事業を行っています。

また、保健福祉事務所で捕獲用の檻を借りることができます。


■支援対象者

次の目的等を共有している2名以上のグループが支援対象です。

 ・飼い主のいない猫を減らすという活動目的を共有していること

 ・活動地域における飼い主のいない猫を適正管理※することができること


※適正管理とは、活動する地域における飼い主のいない猫の頭数、情報等を継続的に把握し、管理することをいいます。


なお、飼い主のいない猫に対し餌やりを行う場合は、活動する土地の所有者又は管理者の了承のもと、餌やり及び糞尿等の清掃のルールを決め、管理していただく必要があります。




※県の手引きより

詳しくはこちらをご覧ください。


また、市町村にも助成制度があります。あわせてご確認ください。

【参考】

愛川町のホームページはこちら

清川村のホームページはこちら


猫の避妊手術はおよそ15,000円から30,000円、去勢手術はおよそ10,000円から20,000円程度のケースが多いようです。

愛川町・清川村では、避妊手術費に対し5,000円、去勢手術費に対し3,000円を助成しています。



3.令和元年10月多頭飼育届出制度が新設されました



近年、多頭飼育崩壊による犬や猫の引取り事例が増加しています。

厚木保健福祉事務所では、2020年4月からすでに214件の問い合わせがあり、2020年8月時点で届出件数が20件、指導件数が8件とのことです。


多頭飼育による不適正飼育や騒音、悪臭など近隣の生活環境への悪化による苦情が寄せられる中、県では、多頭飼育に関する情報を早期に把握し、飼い主支援や指導を行えるよう、届出制度を新設しました。

届出する際の様式や、関連情報はこちらです。



4.神奈川県動物愛護センターを視察しました



神奈川県では、犬は平成25年度から、猫は平成26年度から殺処分件数がゼロを継続しています。

県動物愛護センターは、「動物を処分するための施設」から「活かすための施設」へと機能を転換し、令和元年6月に開所しました。


現段階の収容数は犬30頭、猫60頭となっており、昨年の手術数は109件でした。

手術費用は、メス16,280円、オス8,050円です。

の制度を活用すれば無料で手術することができます。



動物の入り口対策を出口対策がしっかり行われており、連れてこられた動物をすぐに引き取ったり、譲渡を希望されてもすぐに預けたりはせず、あくまでも「家族と暮らす」ことを大前提に考え、収容と引き渡しが行われているとのことです。


保護した動物の治療やしつけ、訓練などはボランティアの方々が大変苦労しながら実施しているのが現状で、その結果譲渡に結びついてきました。


動物愛護センターのホームページはこちらです。



5.かながわペットのいのち基金募集のお知らせ



保護された犬や猫たちは病気にかかっていたり、けがをしていることが少なくありません。また、人に不信感を持っていたり、きちんとしつけられていない場合もあります。

このような犬や猫たちのいのちを救いたいと考える皆様から寄附を募り、いのちを守る取組みにつなげています。


ホームページはこちらです。

※県動物愛護センターでは、横浜市・川崎市・横須賀市を除く県内地域の犬や猫などの保護を行っています。



ネコを減らしていくためには、費用が特定の方の負担となってしまうことから、行政や保健福祉事務所の情報を得ながら、町内会で相談したり、町内会費などを活用するなど、地域によって問題解決を図っていただきたいと考えます。


猫の引取りなどのボランティアや引き取り手を探すお手伝いなどはさせていただきます。

また、動物愛護センターの事業に協力していただいているボランティアの情報はこちらです。

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/v7d/cnt/f80192/p650999.html?fbclid=IwAR111EsaowLRbsWOPI8G9d9zFhQeyoqykgBRU-Csaziw3ldJDNKn5XZ9Sp4


野良猫に関する問題は、ネコに対して人々が持つ感情の違いや、飼育環境の地域性、近隣関係などが関連するため、簡単に解決することは難しいのが現状です。

地域で共通の課題として考え、関係機関や近隣の方々と協力していくことが必要と考えます。





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